整地・運搬・積み込み用及び掘削用
今回追加で取得した資格は「車両系建設機械の運転資格」
=整地・運搬・積み込み用及び掘削用の運転資格=
「車両系建設機械」とは
労働安全衛生法施行令の別表第7に掲げてある建設機械で
動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるもの
をいう。
別表7 建設機械
[整地・運搬・積み込み用機械]
1.ブル・ドーザー
2.モーター・グレーダー
3.トラクター・ショベル
4.ずり積機
5.スクレーパー
6.スクレープ・ドーザー
7.1から6までに掲げる機械に類するものとして省令で定める機械
[掘削用機械]
1.パワー・ショベル
2.ドラク・ショベル
3.ドラグライン
4.クラムシェル
5.バケット掘削機
6.トレンチャー
7.1から6までに掲げる機械に類するものとして省令で定める機械
この他に、基礎工事用機械、締め固め用機械、コンクリート打設用機械、解体用機械も定めてある。
車両系建設機械運転の資格区分
特別教育修了者 機体重量3t未満
技能講習修了者 機体重量3t以上(←今回取得資格)
※ 但し、道路上を走行させる運転を除く
車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習内容
1.走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
2.作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識(5時間)
3.運転に必要な一般的事項に関する知識(3時間)
4.関係法令(1時間)
実技
1.走行の操作(20時間)
2.作業のための装置の操作(5時間)
今回の技能講習は、大型特殊免許を取得しているので
学科1及び実技1は免除となり
学科講習9時間、実技講習5時間を2日間で受講
学科では初めて知る建設機械の名前がいっぱい
全然イメージできない
ブルドーザー、バックホウぐらいは知っていても後は知らないものばかり
ドラグショベル = バックホウ であることも知らなかった
テキストにイラストがあるので何となくイメージ出来たが・・・
学科の講義内容はさほど難しいものではないので理解出来た。
最後には学科試験
試験内容はそんなに難しい感じではなく○×や穴うめ問題だが
自動車免許試験の引っかけ問題のような感じの出題も
結果合格(引っかけ問題に見事に引っかかり1問間違えた)σ(^_^;)
実技講習は、ドラグショベル(バックホウ)を使っての講習
建設機械など一度も触ったことがないので動かせるのか結構不安があった
今回講習受講者は11人
うち機械操作経験が無い人は自分を含め3人だった
(本当は経験の無い人が全員のはずで、その為の講習なんだけど(~_~;))
操作レバーの基本操作( JIS規格に基づく)
右レバーの動き 前:ブーム下げ 後:ブーム上げ
左:バケット掘削 右:バケットダンプ
左レバーの動き 前:アーム押し 後:アーム引き
左:左旋回 右:右旋回
右レバーと左レバーのを単独で操作することは容易だが
掘削するためには左右同時に操作する必要があるので
考えながらの操作になり自分でもまどろっこしく感じる
やはり慣れが必要(当然だ!はじめてで上手くできるはずないと言い聞かせ)
(逆に経験のある人はレバーの違いに戸惑っている人も見受けられた)
(機械メーカーによってレバー操作の動きが違うらしい)
作業現場などで簡単そうに動かしている様に見えるのは
身体の一部のようになっていて無意識に動かせるんだなと実感した次第ですハイ
実技講習の最後にも実技試験
機械に乗り込む前の安全確認、機体点検し乗車
エンジン始動 回りを確認して作業開始
土を掘削し、旋回して移動し土を別の場所に置く(ダンプ)
作業終了後、元の位置に戻しバケットを地上に下す
油圧解除レバー(誤操作防止)を倒しエンジン停止
安全確認し降車
講習中は講師が こうする ああする と指示して教えてくれたが
試験は何も指示が無いので少し緊張 (^^;;
でもゆっくりではあるが何とか動かせた
無事合格!
講習後感想
運転時間は11人で実技5時間なので
実質1人当たり30分程度となりあまりにも少ないと思った
でもこれで運転資格が取得できて実際に運転して良いのだから
不思議と言えば不思議
実質現場で動かして慣れろってことなのかな
自動車免許とは違うのねって感じ
でもこんな重い機械がレバーだけで動かせるなんて面白いなあとも思った
しかもこの資格で機体質量の制限が無く運転出来るなんて凄い
↓ 世の中にはこんな機械もあるんです
今回も非日常の時間を過ごしました。
建設機械運転は楽しい (^O^)/
これで
大型特殊免許
小型移動式クレーン
玉掛け
車両系建設機械(整地・運搬・積み込み用及び掘削用)
の資格を取得しました。
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