2013年2月10日日曜日

小型移動式クレーン運転資格!

小型移動式クレーンの技能講習開始
大型特殊免許の教習が終わり次は小型移動式クレーン

             

 
今回取得する資格は「小型移動式クレーン」 

「移動式クレーン」の定義
動力を用いて荷を吊り上げ、これを水平に運搬することを目的とする装置で、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるものである。
その中で、つり上げ荷重が1t以上5t未満のものが「小型移動式クレーン」と分類されている。

運転業務の資格区分
 特別教育  1t未満
 技能講習  1t以上5t未満(←今回取得できる資格)
 免  許  5t以上 (TOKIO城島さんはたぶんこれ)


技能講習の内容

学科
はじめの2日間は学科講習
 [学科の内容]
 クレーンに関する知識
 原動機及び電気に関する知識
 力学に関する知識
 法令関係

学科の最後には学科試験
試験自体は難しい問題は出題されていなかったが
学科試験の出題範囲は意外に広く
2日目の学科講習のすぐあとに試験となるため
おじさんの硬い頭には少〜しキツイかもね

結果 学科試験は8人全員合格
(100点が1人いたらしい。誰だったんだろう)

実技
学科の次は実技講習は2.5日
使う機械は積載型トラッククレーン(2.93t)
吊る荷は約350kg(ドラム缶半分にコンクリートを詰めた物)

講習の方法は
規定されたコースを使用し
トラックの荷台に積まれた吊り荷を積んだ状態から一旦下ろし
クレーンを操作してコースを進み
またトラックに積み込むまでの一連の作業を行う

クレーンの操作は四本のレバーで行う
上から、ジブ(腕)の伸縮、ワイヤーロープ巻上げ巻下げ、ジブ起こし倒し、旋回
(メーカーによっては順番が違うらしい)
これらの組み合わせでコースを進ませるのだ
ちなみにこのクレーンの動作はすべて油圧で動いている

コースには幅があり
荷幅に対して余裕が左右プラス50㎝
なので今回はドラム缶幅約0.6m+1.0m
約1.6mの幅の中を移動
途中高さ2mを超える設定もある

講師の見本操作を見るとそんなに難しい感じには見えないが、
実際にやってみると簡単ではない

荷が水平に移動する動作は荷振れが生じる
特に旋回はちょっとしたレバーの強弱で荷が揺れ始める
揺れるとなかなかその揺れを止められない
振れてしまうと、その分コースの幅が小さくなるのだ

うまく操作するには、水平移動の時に荷物の振れを見ながら
振れが小さくなるタイミングを見計らってレバー操作をするのがコツのようだ

2日目の最後に実技試験
覚えた操作でコースを使って実際に動かす
合格点は70点だそうだ
コースに立てられたポールに当てると3点減点
ポールを倒す及び2mの高さのバーを落とすと試験中止となる

受講者8人中1人が一回目試験中止
最後に再試験となった(再試験で無事合格したが)


実技講習の最終日に総合実技があり
荷が振れた時の対処の仕方を教わった
最初に教えればいいのにと思ったが
講師曰く「基本が出来なければ応用も出来ない」とのこと
そうだね、基本があって応用が出来るんだよね


今回は実技講習が始まると同時に、天候悪化
(それまでは大型特殊とクレーン学科の時は天気が良かったのに (~_~;) )
初日は一日雪の降る中での訓練になった
(屋内での技能講習所もあるようだがここの講習所は完全に外)

勤めている時は、測量の現場作業があったので
久々に外での仕事のように感じ、ある意味懐かさを感じた
でもやはり冬の外作業は寒い、冷たい (^_^;)
一緒に講習を受けている人も結構辛そうにしていた

このクレーン講習も人生初体験だったので楽しく学べました

次に残すは、玉掛けの技能講習

クレーンの操作ができても玉掛けの資格がないと
クレーンフックに荷物を吊るすことが出来ないのです

実技講習の時、天気がいいといいな〜
でも予報はまたまた雪 (-。-;



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2 件のコメント:

  1. ごくろうさまでした。
    わたしも、ちかじか試験に挑みます。
    参考になりました。

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    1. 何でも経験ですね。楽しみましょう!

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