2013年11月1日金曜日

10月の手仕事はかご!

本来の手仕事らしく今年の蔓で"かご”編み!
この前完成したかごに引き続き



網代編みと乱れ編みのかご

縁くくりと取手付けを残して10月中に出来たのはここまで
途中だった“かご”が完成してから引き続きかご編みを続けて

ちょと細めのひごで定番の網代編みのかごと
網代編みで出た中途半端な蔓で作ってみたかった試作の乱れ編みのかご

網代編みは約7mm幅のひごで
底編みはあまり考えなくても編めるが
ひごが細めの分数が多くて編んでも編んでもなかなか進まなかった

底面が終わり立ち上げて側面を編む時にまた悩んだ
始まりの場所と縦ひごを一本追加する場所を何処にするのか
いつも悩む

短辺と長辺のひごの数はそれぞれ奇数にする
これは何度か工人まつりや全国編み組作品展などの時に
作品を見たり、工人の方に聞いたりしていた
(偶数と奇数の組み合わせもあるようだがまだ自分には理解できていない)

今年の工人まつりで実演中の工人さんに
立上げ部分の編み方を聞いて来てはいたものの
いざその通り編んでみたら側面に三本飛び目が出てしまった
あれれ
やはりみた目が悪いのでやり直し
いろんなパターンを試してもやはり出てしまう

作品展なんかでもこの三本飛び目の物も目にすることはあるが
多くのものにはそれがない

何度かトライ後
参考書的な意味合いを込めて一昨年の工人まつりで
買い求めた網代編みのかごがあるので
始まりと一本追加する場所をマジマジと見つめて

それでやっとわかった気がする
今年工人さんに聞いた通りの内容で良かったのだ

気を付けるのは短辺と長辺の組合せ
二本飛びの網代編みの場合
ひごの数は短辺も長辺も奇数なので
角の組み合わせは
時計回りに、奇数奇数、偶数奇数、偶数偶数、奇数偶数
になる

そこで始まりは奇数奇数の角
一本追加の場所は偶数偶数の角
(で多分いいと思うんだけど)

次回、もう一個同じ網代編みのかごを編む予定なので
確かめてみようと思う

次のかごは底の網代の方向を今回と逆で編んでみて
(参考書的に購入した網代編みのかごと同じに)
それで角の組み合わせで編んでみて三本飛び目がなければ
正解

幾何学に強ければこんな事で悩まずに済むんだろうにな
と思ってしまう
しかも理系の学校出ているんだけどね
とほほ

写真じゃわかりづらいけど備忘録の意味も込めて
始まりの角

一本追加の角


まっこれで編んでここまで

後は切り残った蔓で試してみたかった
乱れ編みのかご

実は山ぶどうのかごを初めて作ったのは
泊りがけの体験教室
網代編みではなくて乱れ編みが最初だった

そこで教えてくれた先生の編んだ乱れ編みのかごが
いいな
と思っていたのでそれを真似て編んでみた次第で
少しは似せて作ることができた気がするが・・・
でも蔓が乾燥すると痩せてくるので
どうなるものやら





後は共に「縁くくり」と「取手」を付ける行程が残っている
前にも書いたがこれで“かご”の良し悪しが決まる

完成まであともう少し

いろいろ試したい編み方もあるので
おいおいと


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