2014年5月7日水曜日

二度目の採取!

自然のお裾分けをいただきに!
昨年に続きくるみの樹皮の早二度目



あっという間に一年が過ぎ
今年で二度目となるくるみの樹皮採取

昨年と同じ河川の河原のちょっと下流側で採取
その場所にも自然発生し成長したくるみの木がたくさん
柳の木の様にくるみも強い植物なんだなと感心
何度か切られた跡がある株からまた新しい枝を伸ばしてる

枝を伸ばして2〜3年目位の枝の樹皮が細工にはよさそう
それ以上になると樹皮が厚くなり扱いづらい

試しに切った枝先の若い感じの枝の樹皮を剥がすと
裏側が白ではなく薄い緑色をしてい厚さも薄い
やはりは2〜3年の物が良さそう
枝を良く見ると昨年の成長と一昨年との間に
微妙に樹皮の色の違いがあることにも気が付いた

昨年はどれがくるみの木か分からなかったし
成長の年の違いも分からないまま採取してましたが

今年はくるみの木の見分け方も
枝の成長の具合も少しわかったような気がします

剥き方も今年はナイフで縦にずっと切れ目を入れ
両側に剥いで一枚になる方法でも採取してみました
バナナの皮を剥くようにする方法と比べると樹皮幅が広くなり
細工前の加工がし易い気がしますが

樹皮と芯になる部分に指を入れて剥がしていくので
指先が次第に痛くなります

剥ぐ時には手袋をしていたものの
樹液?がしみ込み指先が黒くなっていました

今年も採取時間は半日程度
師匠(と勝手に呼んでる友達の親父さん)にも一緒に採取して頂き
昨年と同じくらいの量を採取できました
いつも感謝感謝です



採取したばかりは樹皮の裏側は白色ですが
時間が経つと濃い茶色に変色してきます

昨年くるみの樹皮で編み組をしてみましたが
山ぶどう蔓とは違って加工はし易い物の
出来上がりの強度が弱い感じです

山ぶどう蔓は曲げに対する粘りと言うか強さがありますが
くるみは乾燥した状態で曲げるとポキッと折れる感じになる

それでも胡桃の樹皮の色は表と裏の色のコントラストが綺麗なので
この特性を理解したうえで上手く利用したい
せっかくお裾分けして頂いた物ですから

次は山ぶどう蔓の採取(これが本番)
あと2ヶ月弱で採取時期です
今年はどんな蔓に出逢えるか楽しみ!
(熊には遭いたく無い)



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