2014年7月29日火曜日

柿渋染めも面白い!

古い手ぬぐいを柿渋で染めた物を戴いた
でもまだ少し色が薄かったので再度染めてみようと試してみた



古い手ぬぐいを柿渋で染めた物を戴いた
染めがまだ弱く?、色が薄い感じだったので
自分でもう少し染めてみようと思い柿渋を購入

手ぬぐいを再度染めて色を濃くしようと試してみた
一度染めて乾燥、また染めて再び乾燥と2度ほど染めてみた



乾かして日に当てるとだんだん色が濃くなるのだそう
柿渋にあるタンニンが反応して変色するようだ

これは山ぶどう蔓や胡桃樹皮にも含まれる物で
採取から時間が経つとだんだん色が変わる
山ぶどう蔓は濃くなる程度だけれど
クルミの樹皮は剥いたばかりは真っ白なのに
時間経過とともに黒く変色する

もうひとつ染めてみたのはTシャツ
2、3年前に山ぶどう蔓を使って染めた物
山ぶどう蔓の外の鬼皮と言う部分を煮出して染めた
でも色が薄くどうも肌色の肌着の様になってしまって
そのままほったらかしにしていた

それを再び柿渋で染めてみようと試してみた

古い手ぬぐいを戴いた方に
柿渋に鉄釘のサビを混ぜて染めた布を見せてもらった
それは柿渋の茶色ではなくとってもしぶい感じの色
「ねずみ色」
それを真似て自分でも染めてみようと
鉄釘を酢に漬けてサビさせた黒くなった液を柿渋に混ぜて
先のTシャツを使って染めてみた



ちょっと濃かったかな
でも柿渋だけの茶色とはまた違っていい

結構柿渋はムラになりやすいようなので
薄めた液で回数を増やして染めた方がキレイに染まるようだ
また臭いも独特
染液も臭うが当然干している時にも臭う
無臭の柿渋の販売されているみたいなので
気になる方はそちらをどうぞ

染めた布で山ぶどう蔓かごの内布にしたり
何か小物の内側に使う布として染めてみたい

古い年代物の手ぬぐいもいいし
麻布、酒袋なども面白いと思う
染めた後の経年変化も楽しめる

柿渋染で手仕事の幅が少し広がるかな


0 件のコメント:

コメントを投稿